吹くからに
昨日11月1日は、「古典の日」。
世界に誇る古典文学「源氏物語」(紫式部著)の存在が、記録上最も古い日付で確認することができる日が、1008年(寛弘5年)11月1日であることから制定されました。
本校高学年も、時季に応じて、国語の教科書に掲載されている古典文学について学んでいるところです。
吹くからに 秋の草木のしをるれば
むべ山風を 嵐といふらむ
(百人一種 文屋康秀22番 『古今集』秋下・249)
(山から秋風が吹くとすぐに、秋の草木がしおれ始めます。
なるほど、だから山風のことを「嵐(荒らし)」というのだなあ。)
びょうびょうと風すさむ時季となり、肌寒くなってまいりました。
本校も県北に近く、空高く澄み切った日には、川里地域から、北の稜線に東は日光の男体山、白根山、西に向かって上州は武尊山、赤城連山、榛名山系、そしてうっすらと信州浅間山を遥か遠くに望むことができます。冬化粧をしつつあるそれらの山々から吹き降ろす「からっ風」は冷たさもひとしおで、子供たちが体験活動をさせていただいている田んぼにも、容赦なく吹き付けてきています。山沿いの土地では、斜面から吹き降りてくる山風は、まるで嵐のように激しく吹き荒れることもあり、冬の到来を予感させます。
そんな寒さにも負けず、本校の子供たちは休み時間になると、待ってましたとばかりに校庭へ飛び出して、思い切り体を動かして遊んでいます。とても生き生きとしています。
来る11月12日(木)は、本校で鴻巣市教育研究実践発表大会が行われます。昨年度から国語科の研究に、研修主任、研究主任、授業者等、全ての教職員がそれぞれの立場でチームとなって取り組んでまいりました。今回の国語科授業研究は、古典ではなく現代文ですが、説明文を中心に読解力を向上させる学習となります。今、教職員はその準備にスパートをかけております。
各校の先生方には、当日のご来校、及びオンラインを通してのご参会を楽しみにお待ちしております。
※文屋康秀(ふんやのやすひで)は、9世紀ごろの平安時代初頭の人物で、六歌仙の一人で有名です。